材料は自分で用意します。花も庭に咲いているものを摘んできたりするので見ているだけでも楽しいものです。椅子のほうもそれぞれ家にある古いものを持ってきます。これはよくもまあとって置いたものだと感心するようなものばかりです。私はアンティークショップで「なんでこんなに高いの。日本でなら租大ごみだ」といいながら古い椅子を買っています。学校はいろいろですが、共通していることが一つあります。それは.二時間のうち必ず三十分はティータイムがあるということです。先生に「さあお茶よ」と言われるとやりかけの仕事が残っていてもいそいそとお茶を飲みにいきます。これが楽しみで来ている人もいるくらいです。私はガーデンデザインの学校の順番がくるまで、気楽なこのアダルトスクールで楽しむつもりです。
ロンドン生活日記(27)1988〜1992 

       
カルチャースクール

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イギリスには、日本と同じようにいろいろなカルチャースクールがあります。その中で日本に馴染みの薄いガーデンデザインの学校に行こうと思い調べてみました。年間の授業料が約三百万円もする学校があったりしますが、どこもとても人気があり順番待ちです。海外からホテルに泊まり習いにくる人さえもいます。これらは終了すれば勿論、免状も出て仕事をする上で役立ちます。でもこれとは別に、各地域ごとにあるアダルトスクールとよばれる学校があり、そこでは免状こそ出ませんが実用的なことを教えてくれます。
例えば、会話(外国人のための英語コースさえあります)スポーツや手芸などから家の修理、ペンキ塗りなどといったものまで実にバラエティ−にとんでいます。これが信じられないほど安いのです。去年の九月からイギリス式フラワーアレンジメントと椅子の張り替えを習っていますが、授業料が高いと言っても週一回三ケ月で六千円程です。保育室も完備していて、一時間七十円程で一才未満の子でも預かってくれます。これで子供がいても安心して勉強ができます。
左の写真はロンドンでリフォームした椅子です。現在娘の家にあります。
左はビクトリア時代のアンティークの椅子。右は5ポンドくらいの安い椅子です。