スコットランドで使われている5ポンド札など、鼠が大きく印刷されていて初めて見た時など思わず落としそうになりました。その人気のある鼠に比べリスはどうかといいますと、まずおもちゃやアクセサリー、置き物といったものにあまりその姿を見かけないのです。

ロンドンに住んで間もない頃.お隣に住んでいたレバノン人のリタがいつもイギリス人は鼠が大好きだよ、どこの家でも飼っているし、フラットなんて部屋から部屋に移っていつも運動会よ」と言っていました.彼女はイギリス人にいい印象をもっていないので、そのまま彼女の話を鵜呑みにすることはできませんが、古い家、小さすぎて車が入らないガレージ、屋根裏部屋、どれをとってもいかにも鼠が似合いそうな雰囲気がします。
「ねずみ」と「りす」どちらが可愛い?
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ロンドン生活日記(20)1988〜1992
・・そんな話はともかくとしてイギリス人が鼠好きという話は、本当だと思います。 木の実を顔にして、編み棒を持たせたり、ドレスを着せたりと言う人形はいたるところにあります。あとブローチを始めいろいろなアクセサリーから置き物にいたるまで、可愛いのやら気持ちの悪いものまで実に沢山あるのです。
公園や庭に来るリスを見て大騒ぎしたり、餌をやったりしたこともあります。でもイギリス人のお婆さんに、今度越した家にリスが来るの、とても可愛くって」と話したところ「りすは病気をもっているし、とてもどう猛で噛みつかれたら大変よ」「近付いては駄目よ」と何度も念押しされました。 友達にそのことを話すとやっばり、庭にくるリスを見て可愛いので餌付けした日本人がいたそうですが、毎日餌を与えたところだんだん家に近付きとうとう、餌を与えない日は催促をするようになったそうです。それも硝子戸の枠などをかじり、ばらばらにしてしまい.大家さんにしかられ、弁償させられた上追い出されたということでした。 いくら可愛いと思っても水を飲みに来る姿や2匹で追い駆けっこをするのを硝子越しに見るだけで、触るのは我慢するのが一番かもしれません。でも相変わらずリスを見るとつい家族を呼んでしまいます。「早く来て、可愛い、見て見て。リンゴをかじっている。」